第120回目の登場は、9月に名取に昇格した、宮崎本部の村上由羽歌(本名:榎田美羽)さん、小学5年生です。
由羽歌さんのお母さんは、村上三絃道の近くで美容室(バランス)を経営されており、家元も由宇月さんも通っています。
3年程前、お母さんに「今度、橘太鼓響座の道場で演奏するんですが、見に来られませんか?」とお誘いしたところ、親子で見に来てくださいました。
由宇月さんと岩切響一さんの演奏を見た由羽歌さんは「かっこいい!私も三味線を習いたい!」と思ったそうです。
早速、お母さんに相談し、村上三絃道に入門。
憧れの由宇月先生から指導を受けることになりました。
当時、小学2年生だった由羽歌さんには、三味線が重かったようですが、頑張ってお稽古に励み、夏休みには自転車で三絃道へ通い、自主練習をするほど三味線が大好きになりました。
昨年からは民謡のお稽古を始め、8月に開催された伝統音楽を楽しむ会では「ソーラン節」を一人で唄いました。
また、9月には名取に昇格した由羽歌さん。
「村上の名前をいただいたので、これまで以上に頑張って、先生たちのようにもっと上にいけるように頑張ります!」と抱負を語ってくれました。
お母さん曰く、「私が三味線を聞いて感動したように、演奏を聞いている人たちに感動を与えられるように日々努力し続けて欲しいです。」とおっしゃっていました。
これからもずっと三味線を続けていきたい!という由羽歌さんの益々のご活躍をお祈り致しております。
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