宮崎本部 藪聡さん
熱心に稽古に励む宮崎本部のメンバーの中から、今回は藪聡さんを紹介します。
幼い頃から音楽が大好きな藪さんは、中学、高校とブラスバンド部に所属し、ユーフォニウムを担当されていました。
また社会人になってからは吹奏音楽隊に入隊し、クラリネットを演奏していたそうです。
10年ほど前からはエレクトーンも習われている音楽好きであります。
そんな藪さんと村上三絃道との出会いは、ある会合で家元と一緒になったことでした。家元と話しているうちに、家元の人柄に惹かれ、早速、後援会へ入会。
演奏会がある度に足を運ばれ、チケットも1番に買ってくださるほど、村上三絃道の応援者でありました。
そんな藪さん、2014年に開催された「春燦々-音が人を結ぶ-」の舞台に感動し「民謡が習いたい!」と思ったそうです。同年の11月には入会され民謡のお稽古を始められました。
実際に民謡を習ってみると、西洋音楽と違って、楽譜がないので音の表現やこぶしが難しかったとのこと。お稽古の時は、素直な気持ちで先生の真似をすることを心がけておられます。
また三味線や太鼓の方と呼吸を合わせて唄うことも大切にしているそうです。
藪さんは花屋の仕事をされており、毎日、SNSのフェイスブックにその日の誕生花と花言葉を掲載されています。
仕事の合間に時間を作ってお稽古に励み、これまでに3回の「伝統音楽を楽しむ会」に参加されました。
今は来年の「伝統音楽を楽しむ会」へ向け、「北海盆唄」を練習中とのこと。
そんな藪さんの目標は、エレクトーンを弾きながら民謡を唄うこと、そしてみんなが笑顔になれる演奏がしたい!と嬉しそうに話してくださいました。
これからの益々のご活躍をお祈りいたしております。
今年の伝統音楽を楽しむ会では「ひえつき節」をしっとりと唄われました。