長崎県松浦支部 村上世宇介さん(本名:望月淳ノ介)

熱心に稽古に励むメンバーの中から、1月に名取に昇格した長崎県松浦支部の村上世宇介(望月淳ノ介)さんをご紹介します。

長崎県松浦支部 村上世宇介(本名:望月淳ノ介)さん

3歳から太鼓を習い始めた世宇介(ようすけ)さん。
リズム感の良さはずば抜けていました。
月に1回、家元の指導を受けながら、3兄弟妹の長男としても立派に成長されました。

三味線の指導は祖母であり、師範の由梨世先生
また、准師範の梨香世さんがお母さんです。
妊娠中もお稽古を続け、出産後もすぐにお稽古を再開したお母さんのもとで育った世宇介さんですから、お腹の中にいる時から三味線の音を聞いて育ちました。


小学1年生からは三味線も習い始め、最初は思ったようにバチがあたらなくて相当苦労したようですが、祖母さんの厳しい指導にも挫けず頑張りました。
しかし弾けなかった曲が弾けるようになった時はとても嬉しかったという世宇介さんです。

世宇介さんは4月からは中学校。
現在は来年の本部公演へ向け「太陽じょんがら」を練習中。
難しい曲ですが、練習は面白いそうです。
小学校卒業記念のDVD作成で、クラスの皆さんが自分の特技を発表されたそうですが、世宇介さんはもちろん三味線を披露。「月華」を弾きました。
由梨世先生曰く、最近はお稽古が楽しくなって、「そこはこうだよ!」と逆に指摘されることもあるとか。
小さい頃から村上三絃道のCDをよく聞かせていたこともあり、音感も抜群。
弟、妹たちも世宇介さんを目標に頑張っています。地元の文化祭や敬老会では大活躍の望月兄弟妹であります。

世宇介さんの目標は、綺麗な音で演奏すること、家元と共演し家元の近くで三味線を弾くことだそうです。
これからの益々のご活躍をお祈りいたしております。

望月3兄弟妹 3人とも家元の大ファンです!!

更新日:2018/03/15