熱心に稽古に励むメンバーの中から、宮崎本部の井上龍一さんをご紹介します。

井上さんは村上三絃道の近くで家具、木工品の制作をされています。
三味線授業で使用している木のバチが折れた時は、井上さんの所で修理をしていただいています。
井上さんの制作所に伺った際、ギターがあるのを見つけ、お話を聞いてみると三味線にも興味があるとのこと。
小学生の頃、テレビで三味線を弾く場面があると「カッコイイ！」と思いながら見ていたそうです。
「三味線のお稽古をしてみませんか？」とお誘いすると、中学生の息子さんも部活が終わり、時間が取れるようになったので「やってみよう！」と、今年（2018年）の5月に無料体験に来られ、6月からお稽古を始めました。
4年前からギターも習いに行かれていて、三味線は違和感なく演奏できたそうですが、バチの握り方が難しかったそうです。

人を楽しませるために、皆が知っている曲を演奏したいという井上さん。
8月に開催される「伝統音楽を楽しむ会」が初舞台となります。
ただいま「ソーラン節」「からめ節」「斉太郎節」をお稽古中。
今は上手くなるのを楽しんでおられます。
目標は「津軽じょんがら節」を弾くことだそうです。

来年（2019年）の本部公演でもきっとご活躍下さることでしょう。