宮崎本部 河野希美さん
熱心に稽古に励むメンバーの中から、宮崎本部の河野希美(のぞみ)さんをご紹介します。
希美さんは現在中学3年生。
お祖母さんの形見の三味線を譲り受け、昨年の6月から近所の三味線教室に通うことになりました。
音楽部に所属していた希美さんは文化祭で「千本桜」を三味線で演奏することになり、三味線の先生に相談すると、「千本桜」は弾けないし、教えることもできないと断られたそうです。
そこでお母さんが「千本桜」を教えてくれる教室は無いかと、ホームページなどで探し、いったん入会した三味線教室を退会し、昨年の8月より村上三絃道に入会され、由宇月が指導することになりました。
早速、2ヶ月後の10月に迫った文化祭へ向け猛特訓。
練習の甲斐あって、演奏は大成功。
「すごかったね!」「三味線、弾けるんだね!」など、先生や友人達から大好評をいただいたそうです。
現在は「津軽じょんがら節」を練習中。
バチ付けに苦戦中ですが、お稽古はとっても楽しいそうです。
今年の3月からは民謡も習い始めました。
初めての事で大きな声を出すのは恥ずかしいですが、頑張って声を出しています!と笑顔で話してくれました。
11月には奥伝の試験を受け、見事合格。
また、心音塾にも初参加。
初めて大勢で「津軽じょんがら節」を弾いて楽しかったそうです。
今年は受験生の希美さんですが、お稽古は休まず来年の公演に向けて頑張ります!!と意気込んでおられます。
そんな希美さんの目標は、高校3年間の間に名取を取ること。
来年の本部公演が初舞台となる希美さん。
益々のご活躍に期待しております。
更新日:2018/11/30