広島支部 村上耀彩さん
熱心に稽古に励むメンバーの中から、名取に昇格された広島県由宇耀会の村上耀彩(道原颯香)さんをご紹介します。
耀彩さんは、看護学校に通う高校3年生。小学校でピアノ、中学校の時には吹奏楽部でクラリネットを担当されていました。
中学校3年生の時に学校の授業で三味線を習う機会がありました。
その時の感動を祖母さんが施設長として勤務されている施設の理事長(村上耀慶)さんに話したところ、三味線のお稽古を勧められました。
それがきっかけとなり、高校1年生から三味線を始めることになりました。
いざ三味線を弾いてみると、バチの持ち方が難しいことにビックリ。
また左手と右手を同時に、しかも別々に動かしながらリズムや音色を表現していくことがとても難しく苦戦されたそうです。
現在は家元稽古を受けられ、更に芸を磨いておられます。
名取になり「耀彩」という名前をいただきとても嬉しいですが、名前に恥じないように精進していきたいと耀彩さん。
看護師になった際には、宗家のように自らの病を押して、大学病院で入院している患者様を元気にして、癒し喜ばせる素晴らしいことが出来る人を目指したいとの事です。
これからもご活躍をお祈りいたしております。
更新日:2020/02/20