宮崎本部 德島弥生さん

熱心に稽古に励むメンバーの中から、宮崎本部の德島弥生さんをご紹介します。

宮崎本部 德島弥生さん

20代の頃、和楽器ってカッコイイ!と思っていた德島さん。
特に琴に興味があったそうですが、知り合いの方から三味線を譲り受けたことがきっかけで、三味線のお稽古を始めることになりました。

紹介された三味線教室で楽しく学び、仲間も出来て発表会や慰問にも参加されていたそうですが、各方面で活躍している村上三絃道へのあこがれは強くなっていきました。
民謡会の先輩へ相談したところ、「どうせ頑張るのなら村上三絃道が良いよ!」と背中を押してくださって、一から出直すことを決意。
伝統・未来音楽祭が開かれた令和元年の舞台にも感動し、昨年より村上三絃道へ入会されました。



村上三絃道へ入って初めて経験したバチづけ。
バチの使い方ひとつで音色が変わること、曲の特徴をうまく表現できることなど、これまでとは異なる指導法に感激されたようでした。
素直な德島さんは、音や話しをよく聴き、入会されて7ヵ月で見事奥伝に合格。
現在は来年開催されるコンサートの曲や、「俵積み唄」「津軽じょんがら節新節」など難しい曲にも挑戦中です。

そんな德島さんは宮崎市の観光スポットにもなっているニシタチでスナックのママをされています。
お店の名前は「スナック弥生」。
三味線も仕事も、何事にも真剣に取り組む、頑張り屋の德島さんです。

德島さんの目標は色んな曲を覚えて、1人で人前で弾けるようになることだそうです。
これからの益々のご活躍をお祈りいたしております。

更新日:2020/10/02