愛媛県松山支部 山田久美子さん

熱心に稽古に励むメンバーの中から、松山支部 由道彰会の山田久美子さんをご紹介します。



由道彰先生

和の世界に興味を持っておられる山田さんは30歳の若さで着付け講師として活躍されていました。
当時の生徒さんの中に三味線を習っている方がおられたそうです。「三味線なんて・・・」とあまり興味がなかったものの、せっかくの機会なので認定式の際に演奏をお願いしたそうです。
初めて聴いた三味線演奏に感激し、「いつか習いたい!」と思っていたそうです。

その後、40歳で介護福祉士の資格を取得。新たな目標を見つけたいということで、念願だった三味線を習うことに。
インターネットで3つのお稽古場情報を検索され、その中から最初に体験に行かれたのは小唄三味線。
お稽古は楽しく、「ここにしよう!」とほぼ決めていたそうですが、なんとなく惹かれるものがあり松山支部師範の由道彰先生を訪ねました。
由道彰先生の三味線を聞いた瞬間、三味線の音色に一目惚れしてしまったそうです。
「由道彰先生に習おう!」と決意。
由道彰先生の下で楽しくお稽古されています。

今年はコロナ禍で、演奏の機会がなかったそうですが、お勤め先の老人保健福祉施設のデイサービスで演奏することが出来ました。
お馴染みの「九州炭坑節」と地元の祭り唄「神輿(みこし)音頭」を弾き語りされ、大変喜んでいただきました。

10月からは民謡のお稽古も始められ、由宇月家元の素晴らしい唄声と指導力に虜になってしまったそうです。
とても細かく教えていただき、お稽古が楽しい!と喜んでおられます。

山田さんのこれからの目標は、もっと腕を磨いて名取になり、1人で演奏活動ができるようになること!だそうです。
また来年の宮崎公演「宮崎おんりんぴっく」へ向けても張り切っておられます。
これからの益々のご活躍をお祈りいたしております。

更新日:2020/11/06