宮崎本部 鏡琴羽(ことね)ちゃん
熱心に稽古に励むメンバーの中から、宮崎本部の鏡琴羽(ことね)ちゃん(5歳)をご紹介します。
三味線を始めたきっかけはお祖父ちゃんとのご縁です。琴羽ちゃんのお祖父ちゃんは以前、テレビ局のカメラマンの仕事をされていました。
腕が鈍らないようにと、スケジュールが合う時は村上三絃道のビデオ撮影をされています。
スクールコンサートに撮影に行った時、子ども達の楽しそうな顔を見て、孫にも三味線を習わせたい!と思われたそうです。
早速、宗家へ連絡し三味線体験へ。
初めての三味線はとても楽しかったようで、すぐに入会。
三味線の係はお祖父ちゃん。
いつも楽しそうに、お祖父ちゃんとお稽古に通っています。
琴羽ちゃんの成長をビデオカメラに収めるため、お稽古中もお祖父ちゃんはビデオ撮影で大忙しです。
大きくなった時、見るのが楽しみですね。
三味線を嫌いにならないようにと、お祖父ちゃんの意向でお稽古は月1回。
ゆっくりのペースでお稽古していますが、お稽古を始めて丸2年。
一人で「ソーラン節」が弾けるようになりました。
最初は棹を支えてもらわないと弾けなかった琴羽ちゃんですが、今では支えがなくても弾けるようになりました。
「上手に弾けた時が嬉しいです。」とニコニコ笑顔で答えてくれました。
8月の「伝統・未来音楽祭」にも参加。
お祖父ちゃん、お祖母ちゃん、お父さん、お母さん、みんな琴羽ちゃんの初舞台を楽しみにしています。
「まだまだ人見知りなところがあるので、発表会に出て度胸をつけ、積極性を学んでほしいです。」とお母さん。
そんなお母さんの想いに応えるかのように、もっとうまくなりたいです!と琴羽ちゃんも張り切っています。
きっとお祖父ちゃんの夢は、琴羽ちゃんの演奏をビデオ撮影することなんでしょうね!
ステージパパではなく、ステージお祖父ちゃんも頑張ってます!
琴羽ちゃんのこれからのご活躍をお祈りいたしております。