今回は宮崎本部の師範　村上由羽歌さんを紹介します。

由羽歌さんは小学校2年生の頃、由宇月家元の演奏を聴き、大変感動されました。
「かっこいい！私も三味線を習いたい！」と思い、早速お母さんに相談し、村上三絃道に入門。
憧れの由宇月家元から指導を受けることになりました。

当時は小学2年生ということもあり、三味線が重かったようですが、頑張ってお稽古に励み、夏休みには自転車で三絃道へ通い自主練習をするほど三味線が大好きになりました。

5年生で名取、昨年3月には師範へ昇格されました。

名取になった際、「村上の名前をいただいたので、これまで以上に頑張って、先生たちのようにもっと上にいけるように頑張ります！」と抱負を語ってくれた由羽歌さん。
有言実行で見事、師範試験に合格されました。
すでに公演メンバーとしても活躍されていますが、3月20日、24日に開催されたイベントにも出演し、家元の片腕として大活躍です。

4月からは神戸の大学へ進学されますが、三味線は続けられるそうで、夏の「伝統音楽を楽しむ会」へ向けてお稽古を頑張っています。
また第1号となる生徒さんが神戸で待っておられるので、これからは勉強と三味線の先生を両立して頑張っていただきたいと思います。
村上三絃道の神戸支部を楽しみにしています！

「伝統音楽を楽しむ会では師範らしく、またジュニアのリーダーとして最後の演奏となる予定なので、堂々とした演奏をお見せできるよう練習に励みたいです。」と力強く抱負を語ってくださいました。
これからもずっと三味線を続けていきたい！という由羽歌さんの益々のご活躍をお祈り致しております。