宮崎本部 黒木 寿賀雄さん
今回は宮崎本部の黒木 寿賀雄さんを紹介します。
黒木さんは延岡市から2時間かけて宮崎本部にお稽古に通われています。
午前9時からお稽古が始まりますので、6時半には家を出られるそうです。
運転が大好きとのことで、いつも奥様と一緒にお稽古に来られています。
そんな黒木さんの三味線との出会いは20年ほど前。
新聞に掲載されていた民謡三味線教室の記事を見て、三味線を習い始められました。
三味線は楽しかったそうですが、民謡三味線では物足らず、津軽三味線がしたいと思うようになり、地元延岡の津軽三味線の先生をたずねられました。
ところが、バチの握り方や、叩き方など、基本的なことを教えてもらえず、先生の演奏を見てお稽古するだけだったそうです。
もっと基本を習いたい!と思った黒木さんは、村上三絃道へいくことを決意。
何度かお電話されましたが、行き違いなどがあり、やっと昨年の6月からお稽古を始めることができました。
村上三絃道で初めて基本を習い、基本通り叩かないといい音がしないということを知ったそうです。
まだバチの握り方が安定せず、両方の手に力が入ってしまいますが、基本からしっかりと習うことができ大変喜んでいらっしゃいます。
また今年の1月からは民謡も始められ、8月に開催された伝統音楽を楽しむ会では「関の鯛つり唄」を威勢よく唄われました。
カラオケや野菜作りなど趣味をたくさんお持ちですが、習ったところまでは必ずお稽古されて来られます。
これからの目標は、いい音が出せるようになること、そして綺麗に早く弾けるようになることだそうです。
これからの益々のご活躍をお祈りいたしております。
更新日:2024/10/07