学校と地域を結ぶコンサート in えびの市
2018年9月26日(水)10時よりえびの市の真幸アリーナにて、学校と地域を結ぶコンサートが開催されました。
※写真クリックで拡大できます。
2018年度の「学校と地域を結ぶコンサート」もいよいよ4会場目となりました。
えびの市の真幸アリーナでの開催。
えびの市長 村岡 隆明様はじめ、えびの市教育委員会の皆様にもご協力いただき、準備万端。
地域の皆様にもたくさんお越しいただきました。
会場付近の木々が色づき、秋の気配を感じました。
真幸小学校、真幸中学校、岡元小学校の3校合同でのコンサートということで、9時に開場になると、元気な子どもたちの声が聞こえてきました。
コンサート開演の10時に近づくにつれてだんだんと静かになって待ってくださっていました。
コンサートがはじまり、津軽三味線の演奏が始まると音に合わせて、一緒に弾く真似をしたり、手を挙げて一緒に踊ったりしてくれました。
子どもたちの後ろのほうでは、お越しくださった地域の方々も拍手を送ってくださいました。
学校と地域を結ぶコンサートスタートです!
担当の先生よりご挨拶をいただきました。
家元・村上由哲
総師範・村上華映
総師範・村上由宇月
真剣に演奏を聴く生徒の皆さん。
地域の皆さんもたくさんお越しくださいました。
児童生徒の皆さんにご挨拶
「阿波踊りよしこの」では児童生徒の皆さんと一緒に踊りました。
津軽三味線や日本各地の民謡メドレーを聴いていただいた後は、メドレーで使われた楽器の紹介。
真幸小学校の3年生の児童にアシスタントを務めていただきました。
重さの違いや、大きさの違いについて紹介しました。
前半のステージ最後の曲は、えびの市の町興しソング「えびの音頭」。
「いっきゃい~ いっきゃい~」というえびの弁の囃子言葉に元気をもらう応援歌でもあります。
児童生徒の皆さんもよくご存知の1曲だそうで、踊れる方も中にはいたのですが、恥ずかしそうにしていたところ、地域の皆さんが後ろのほうで踊ってくださり、先程楽器紹介のアシスタントをしてくれた児童もその場に立って踊ってくれました。
中学生の生徒の皆さんも「いっきゃい~ いっきゃい~」と元気よくお囃子をかけてくれました。
休憩時間に入ると、演奏者が三味線をもって児童生徒の皆さんのところに行くと、1列に並んで糸をはじくために並んでくれました。
そのなかで「三味線の上のほうの棒のところを触ってるのはなんで?」という質問をしてくれた児童もいました。
三味線のいわゆるチューニングをする糸巻きという場所のことなのですが、よく見ているんですね。
質問に嬉しくなり「音が変わりやすいから、正しい音に合わせているんだよ」と答えると満足そうににこにこと自分の席に戻っていきました。
音が鳴り笑顔になる生徒の皆さん。
休憩時間が終わり、後半のステージ最初の曲。
子どもたちの人気曲「千本桜」を演奏すると一緒に口ずさんでくれたり、体を揺らして楽しんで聴いてくれました。
続いて「ソーラン節」では、大きな掛け声でお囃子をかけてくれました。
チャレンジ・ザ・和楽器のコーナーでは、各学校2名ずつと、鈴を1名体験してもらいました。
皆さん初めてとは思えないほど、きれいに姿勢を保って弾いてくれました。
「小指がいたい~」と話す児童の方も弾き終わった達成感からでしょうか、心なしか晴れ晴れとした表情で感想を教えてくれました。
民謡をしていたという児童の方から、宮崎の民謡を聞きたいとリクエストをいただき「刈干切唄」を急遽披露しました。
宮崎の民謡を聞きたいと言われるのは嬉しいのですが、特に小中学生の年代の方から言われると尚嬉しいですね。
最後に、村上三絃道のオリジナル曲「太陽じょんがら」、津軽三味線の代表曲「津軽じょんがら節」を披露しました。
演奏者の左手の上下の動きに合わせて真似してくれる児童の方がいて、感激しました。
そしてお礼の言葉と花束をいただき、集合写真を撮りました。
市議会議員の遠目塚様が駆け付けてくださいました。
人吉支部の皆さんが応援に駆けつけてくれました!
終演後、岡元小学校、真幸中学校のホームページに村上三絃道のコンサートの様子が紹介されました。
■岡元小学校ホームページ:学校日記「学校と地域を結ぶコンサート」>>
■真幸中学校ホームページ:学校のお知らせ「★NEWS★迫力ある三味線の音色」>>
真幸小学校、岡元小学校、真幸中学校の皆さん、本当にありがとうございました!
主催:学校と地域を結ぶコンサート実行委員会
協力:宮崎市教育委員会
■写真撮影:酒生明子様(酒生哲雄写真事務所)
※学校からの許可をいただき、写真を掲載しております。