スクールコンサート in 佐世保市立大久保小学校
2021年11月5日(金)、10時より佐世保市立大久保小学校にてスクールコンサート。
気持ちの良い秋晴れの朝。10分ほど早めに宿泊地を出発し、ナビを頼りに車で移動を始めました。
学校近くに到着間近、細い道に案内され困っていたところ、偶然にも大久保小学校の校長先生と児童2名と出会い、道を教えていただき無事到着することができました。
学校へ到着すると、先生方がお出迎えをしてくださり、搬入のお手伝いをしてくださいました。
おかげで早めに準備が整い、子どもたちの笑顔を想像しながらリクエストをいただいた校歌の練習をすることが出来ました。
リハーサルをしていると道案内をしていただいた校長先生がご挨拶にお越しになりました。
お話によると一昨年の佐世保市立天神小学校でもスクールコンサートをご覧いただいていたようでした。
今年創立98年を迎える歴史ある大久保小学校。
ちょうど今回のコンサートの日が創立記念日だったそうで、開催前には児童の皆さんに校長先生が貴重な日に貴重な演奏が聴けますね、と話されていました。
全校児童が体育館に集まるのは2年ぶりとのこと、子どもたちもとても楽しみにしてくれていたそうです。
コンサートが始まると少し緊張していた児童たちの表情も晴れていき、初めて見る三味線に興味津々の様子。
三味線の演奏曲や民謡に合わせて手拍子をしたり、体をリズムに合わせて揺らしたりしながら聴いてくれました。
特に声が上がったのは三味線の解体ショー。
海外に演奏に行く際の話をしながら、進めました。
飛行機の手荷物として持っていける大きさのトランクを見せながら、そのトランクにどう考えても入らない大きさの三味線を並べ、分解しますと話をすると不思議そうな表情で見つめる子どもたち。
1つ分解するごとに「おぉ!」と歓声が。
まさか三味線が分解できるとは思ってもいなかったようです。
前半の部最後の曲は大久保小学校の「校歌」。
笑顔で楽しそうに手拍子を打ちながら聴いてくれました。
休憩をはさみ、後半の部は三味線の演奏曲からスタート。
サプライズコーナーと題して、子どもたちに馴染み深い曲を和楽器でカバーしてお届けしました。
前半の部でお話しした海外での演奏にちなみ、「リベルタンゴ」をタンゴのリズムで子どもたちの手拍子で演奏しました。
続いては再び民謡「ソーラン節」を披露。
2年ほど運動会で踊れていないというお話しでしたが、曲はしっかり頭に入っているようで、一緒に手拍子をし、曲に合わせて踊りの手ぶりをしなが聴いてくれました。
コンサート終了後には盛大な拍手と共にアンコール。
アンコールにお答えして千本桜、太陽じょんがらを演奏しました。
コンサートが終わり、帰る前にごあいさつに伺うと、佐世保一という校舎からの眺めを紹介していただきました。
夕焼け空に佐世保の街並み、美しい海、そして島々を一望するすばらしい景色でした。
- 大久保小学校でのスクールコンサートスタートです。
- 由宇月の優しい笛の音が体育館に響きました。
- 「阿波踊りよしこの」
- 津軽三味線・細ざお・三線。3つの楽器の違いを比べました。
- 真剣に演奏を聴いてくださる児童の皆さん。
- 「太陽じょんがら」ではラテンのリズムで盛り上がりました。
- 最後にお礼の言葉をいただきました。
- 村上三絃道のCDをプレゼント。
大久保小学校の皆さん、本当にありがとうございました。
主催:一般社団法人長崎県教職員互助組合、佐世保市教育委員会
後援:長崎県教育委員会
※学校からの許可をいただき、写真を掲載しております。