スクールコンサート in 宮崎市立青島小学校

2021年11月19日（金）、9時40分から宮崎市立青島小学校にてスクールコンサート。

昨年、スクールコンサートのご依頼をいただいておりましたが、コロナ禍で開催することができず、DVDでメッセージをお送りしていた青島小学校。
1年越しにコンサートを開催することができ、やっと皆さんにお会いすることができました。

体育館の入り口には「村上三絃道の皆様　ようこそ青島小学校へ　御来校いただきありがとうございます。よろしくお願いいたします。」という貼り紙があり嬉しくなりました。

体育館でコンサートの準備をしていると、校長先生が校内放送で「今日はスクールコンサートがあります。リハーサルや本番の妨げになるためチャイムを切ります。時計を見て行動してください。」と放送されました。
チャイムなしで行動ができる青島小学校の皆さんに感心しました。

コンサートは体育館のフロアで行われました。担当の先生より「村上三絃道の皆さん、よろしくお願いします！」とご挨拶をいただき、フロアへ。
拍手とともに「お～！」という声が聞こえてきました。
きっと着物姿が珍しかったのでしょう。
少しソワソワした様子の児童達でしたが、「津軽じょんがら節」が始まると演奏者の指の動きに釘付けになっていました。

青島小学校は全校児童参加、通常通り90分のコンサートです。
沖縄県から青森県までの民謡をメドレーでお聴きいただく、「風が運んだ日本のメロディ」では手拍子をしたり、踊ったりして楽しみました。
ノリが良くて、元気のいい青島小学校の皆さん。
体育館は少し肌寒かったですが、身体がポカポカと温かくなりました。

地域の民謡では「青島音頭」を演奏。手拍子で応援してくれました。
村上三絃道オリジナル曲「えいえい！えいさー！」では掛け声で参加。
先生より掛け声の許可をいただき、みんなで元気よく「えいえい！えいさー！」と盛り上がりました。

前半の部は「えいえい！えいさー！」で終了。

後半の部は津軽三味線の響き「秋田荷方節」からスタート。

続いてはサプライズコーナーということで、「千本桜」「紅蓮華」の2曲から選んでもらうことに。
拍手の大きさで決めましたが中・高学年の皆さんに人気の「千本桜」に決まりました。
低学年の皆さんは残念そうでしたが、手拍子を打ちながら楽しそうに聴いてくれました。

「千本桜」の後は、皆さんお馴染みの「ソーラン節」。
こちらも掛け声の許可が出ましたので、「ドッコイショー！ドッコイショー！ソーラン！ソーラン！」と体育館中に掛け声が響き渡りました。

「チャレンジ・ザ・和楽器」では三味線にチャレンジ。
初めて弾く三味線でしたが、「立腰」の姿勢でチャレンジは大成功。
「楽しかった。」「リズムが難しかった。」などの感想をいただきました。

チャレンジの後は元気いっぱい「太陽じょんがら」。
「がんばろう！げんき！あおしま！」とノリノリで演奏いたしました。

コンサート最後は「津軽じょんがら節」をじっくりと聴いていただきました。

演奏が終わっても、もう少し聴きたいなという雰囲気でしたので、低学年の皆さんが聴きたかった「紅蓮華」を演奏。
とても嬉しそうに聴いてくれました。

代表の方より挨拶をいただきました。

今日はお忙しい中、お越しいただきありがとうございました。僕は三味線の演奏を生で聞いたことがなかったので、今日がとても楽しみでした。
三味線の音色は思ったより強くて、最初はビックリしましたが聴いているうちに心地よく感じるようになりました。
6年生では今、日本の文化を広める学習をしているので、とってもよい機会になりました。
今日は素晴らしい演奏をありがとうございました。

また校長先生からもご挨拶をいただきました。

昨年度はDVDということで、本物を生で見ることはなかったですよね。
今日は青島小学校のいつもの体育館にステージを作ってくださって、こんな立派なとてもいい演奏を聴かせていただきました。
皆さんは三味線、民謡の良さをいっぱい感じたと思います。
そして音楽っていいなって思ったと思います。
今日のこの気持ちすごく大事にしてほしいなと思います。
村上三絃道さんのお陰です。ありがとうございました。

綺麗な花束もいただきました。

後日学校のホームページにてコンサートの様子をご紹介いただきました。
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