スクールコンサート in 対馬市立南小学校
2017年6月6日(火)午後14時~15時30分、対馬市立南小学校にてスクールコンサート。
午前のスクールコンサート終了後、小綱小学校の児童や先生方に見送られ別れを惜しみながら、移動開始。
車で約1時間の山道を走りながら、山の緑の中にアジサイや、たわわに実った枇杷や梅の実を眺め、対馬の自然豊かな風景を楽しみました。
山道を抜けると海が広がり、ウミネコの鳴き声に癒されました。
港には船が停泊。
修理中の船もあり、船底を見ることが出来ました。
港を過ぎ小高い丘を登るとそこが南小学校。
控室にはお茶やお茶菓子。
また、冷蔵庫まで用意され、冷たいお水やおしぼりがたくさん入っていました。
先生方の心遣いに感動しました。
全校児童は15名。
それを遥かに超える地域の皆様がお越しくださいました。
三味線の音と共に幕が開き、スクールコンサートが始まると涙を浮かべてステージを見つめる地域の方がいらっしゃり、演奏にも力が入りました。
楽器紹介では1年生の児童がアシスタントをしてくれました。
地域の皆さんの中には1歳ほどの赤ちゃんと一緒に見に来てくださったお母さんがいました。
三線の紹介では三線の音に合わせてみんなで手を振って踊ってくれる場面があるのですが、なんと赤ちゃんも一緒に踊ってくれました。
そのかわいらしい踊りにびっくり!実はアシスタントをしてくれた1年生のお母さんと妹さんとのこと。
お兄ちゃんの頑張りを応援してくれたんですね。
前半のステージが終わり、休憩時間には三味線をもって子どもたちのところへ行って実際に三味線を持ってもらったり、糸をはじいていただきました。
演奏を聴くだけでなく、貴重な体験までできたと、大変喜んで下さいました。
子どもたちの中には三味線のお稽古を始めたいと話してくれた児童もいました。
15名の児童がキラキラと輝く瞳で興味深く三味線を触っていました。
チャレンジのコーナーでは、6名を選ばせていただきステージに上がっていただきました。
4月に異動して来られたばかりの先生もチャレンジしてくださいましたが、ギターが得意で人気のある先生のようでした。
どんなジャンルのギターですか?とお尋ねすると、ヘビメタです!!!と意外なお答え。
徐々に皆さんに得意分野を披露していきますと笑顔で話されました。
合間に、地域の皆様とも交流をさせていただきましたが、仕事を途中で切り上げ、仲間を連れて駆けつけてくれたお父さんもいました。
定置網の仕事をされているとのことで、三味線に興味があると嬉しそうに話して下さいました。
地域や保護者の方々と深い絆の南小学校をうらやましく思いました。終演後もアンコールをいただき、運動会で踊ったという花笠音頭をコラボしました。
子どもたちのキレのある踊りと地域の皆さんのうれしそうな笑顔と手拍子、素敵な一日でした。
最後のご挨拶も6年生がしっかりとした声で堂々と感想を述べてくれました。
《児童代表お礼の言葉》
今日は南小学校に津軽三味線を弾きに来てくださって、ありがとうございました。
私は三味線を弾いているときに細かい手の動きが素早くてすごいなあと思いました。
他にもクイズがあったり三味線を弾いたりして楽しかったです。
また演奏を聴きたいです。
今日は本当にありがとうございました!
児童や地域の方々とも記念撮影をし、思い出に残るコンサートとなりました。
- 南小学校に着きました。
- 元気良く手をあげる児童の皆さん。
- 地域の方々も楽しんで下さいました。
- 今日の楽器紹介のアシスタントは男子児童。
上手に紹介ができました! - 1歳ほどの赤ちゃんも聴きに来てくれました!
- 踊りで楽器を紹介するお兄ちゃんを応援してくれていました。
- 真剣な表情で演奏を聴いてくれました。
- チャレンジ・ザ・和楽器のコーナーでは6名の児童が楽器を奏でてくれました。
- アンコールでは、花笠音頭をコラボしました。
児童の皆さんと記念撮影。
南小学校の皆さん、ありがとうございました!
主催:一般財団法人長崎県教職員互助組合、対馬市教育委員会
後援:長崎県教育委員会
※学校からの許可をいただき、写真を掲載しております。