スクールコンサート in 宮崎市立宮崎小学校
2017年11月19日(日)、宮崎市立宮崎小学校創立145周年記念「学校の誕生を祝う会」におきまして、スクールコンサートを開催していただきました。
記念行事の中に和の調べを折り込んでいただいたことを本当に有り難く思いました。
お蔭様で、村上三絃道も創立45周年を迎えました。
宮崎小学校が100周年の際に設立されたのかと思うと、深いご縁があるような誇らしい気持ちになりました。
145周年記念行事は8時45分からの開始。
そのため、6時過ぎに体育館に入り、音響や楽器のセッティングを行いました。
冷え込みが厳しくなった11月でありましたが、ストーブを準備していただき、お心配りに感心致しました。
村上三絃道の演奏の後には、各学年の発表もあるため、演奏時間はいつもより30分短い1時間のスクールコンサートとなりました。
また、宮崎小学校へは毎年「ふるさと先生こんにちは」の三味線授業で伺っており、昨年は5年生が三味線の授業を受けました。
ですから6年生は三味線演奏を体験しているので、他の児童とは違う角度で演奏を聴くことができたのではないかと思います。
145周年記念ということで、PTA会長をはじめ、来賓の方々、保護者の方、地域の皆様も多数参加されておりました。
児童の皆さんが元気いっぱい「宮小よいこの歌」を歌ったあとは、いよいよ演奏スタートです。
「津軽じょんがら節」の「ドドーン!」という音で幕が開くと、皆さん真剣に耳を傾けて聴いてくださって、家元のソロの演奏では拍手と感嘆のため息が沸き起こりました。
コンサートの中では必ず地域の歌を紹介します。
今回は宮崎小学校近くの宮崎八幡宮のみこし唄「夏越音頭」を紹介させていただきました。
この唄は、夏祭りの際に唄われるもので、子ども達にもなじみ深いものです。
校区内にこのような伝統が継承されていることは大変素晴らしいことですね。
この唄の披露は、地域の方々にも喜んでいただけたようでした。
そして、話題の曲として、皆さんに人気の「千本桜」「ソーラン節」へと続き、元気いっぱい手拍子、掛け声で応援してくれました。
チャレンジ・ザ・和楽器のコーナーでは、各学年1名が三味線、そして先生1名が三線にチャレンジし、見事な撥さばきで「ソーラン節」を演奏しました。
三線にチャレンジされた先生から「僕が奏でた音をみんなが聞いて、手拍子や掛け声をしてくれたのがとっても嬉しかったです。ありがとうございました。」と感想をいただきました。
昨年三味線の授業を受けてくれた6年生の男子は「三味線を弾くときに撥が線に引っかかってあんまりできなかったけど、楽しかったので良かったです。」と感想を言ってくれました。
子どもたちに大人気のラテンのリズム「太陽じょんがら」では、手拍子をしたり、体を揺らしたりしながら、まるで笑顔の花が満開になったように、楽しそうに演奏を聴いてくれました。
演奏終了後には6年生の女子児童より綺麗な花束とお礼の言葉をいただきました。
【お礼の言葉】
村上三絃道の皆様、今日は私たち、宮崎小学校の145周年記念の日に素敵な演奏を聞かせてくださり本当にありがとうございました。
私は5年生の時に、みなさんの演奏を聞いたり、三味線を教えてもらったりしたことがあります。
勢いやテンポのいい演奏、弦を弾いた時に出た響きのある音色を忘れません。
だから今日の演奏会はとても楽しみでした。
演奏を聴き終わって、今も勢いのある三味線のリズムが頭の中に残っています。
とても楽しい演奏会でした。
今日は本当にありがとうございました。
記念すべき創立145周年記念行事にて演奏をさせていただき、誠にありがとうございました。
子どもたちのキラキラ輝く笑顔に接しながら宮崎の子ども達の明るさに感激でありました。
- 「学校の誕生を祝う会」ということで演奏にも気合が入ります。
- 真剣な表情で演奏を聴いてくれました。
- 地域の唄は「夏越音頭」を披露しました。
- 女子児童からお礼の言葉と花束をいただきました。
宮崎市立宮崎小学校の皆さん、ありがとうございました。
主催:宮崎市文化スポーツ課
※学校からの許可をいただき、写真を掲載しております。