スクールコンサート in 宮崎市立宮崎西中学校
2017年11月24日(金)、14時10分より宮崎市立宮崎西中学校にてスクールコンサート。
宮崎市の中心部に位置し、歴史ある宮崎西中学校。
かつて2回ほどスクールコンサートに伺いましたが、今回久しぶりの開催となりました。
家元の母校でもある宮崎西中学校。家元もいつも以上に張り切っていました。
音響設備のスタンバイも終わり、リハーサルをしていると、生徒会の皆さんが集まって来られました。
コンサートの進行の打ち合わせをされた後、開演時間の10分前には生徒たちがきびきびと体育館に整列。
生徒会が主体となってコンサートが始まりました。
担当の先生のご挨拶をいただき、オープニングは、「津軽じょんがら節曲弾き」から。
津軽の厳しい寒さを表現した波の効果音に乗せ、津軽の世界を感じていただきました。
普段聴く機会の無い日本の音は、生徒たちにとって新鮮に感じていただけたようで、1曲毎の反応が素晴らしく、演奏者も気分が高まりました。
聴き上手な生徒達に乗せられ、前半のステージがあっという間に進んでいきました。
そして休憩時間には、三味線に触りたい生徒達が列を作り、交流の時間となりました。
後半のステージは、体育大会で踊られた「ソーラン節」からスタート。
踊りたい!という生徒がステージ前に集まって、生演奏に乗せて「ソーラン節」を力強く踊ってくれました。
チャレンジザ和楽器のコーナーでは、選ばれた皆さんが、緊張しながらも、堂々と演奏して下さいました。
先生代表は、英語専科の先生で、家元が感想を聞くと、「ビューティフル」と一言。
生徒達から大爆笑、大拍手が起こり、和やかな雰囲気になりました。
ちょうど、全学年音楽の授業で三味線を学んだばかりとのことで、姿勢も撥の持ち方も上手でした。音楽の先生の素晴らしい指導のもと、今回のコンサートに臨んで下さったようです。
そして、ここでも大人気だったのが「太陽じょんがら」。
ラテンのリズムを取り入れたこの曲を楽しそうに聴いて下さいました。
生徒達の手拍子に乗せて三味線に振りをつけながら演奏させていただきました。
最後に生徒代表の方から、お礼の言葉、そして花束をいただきました。
僕たちのために素晴らしい演奏をありがとうございました。
プロの方の生演奏を聴く機会はなかなかないのでとても楽しみにしていました。
僕たちは今音楽の授業で三味線を勉強しています。生の音はとても迫力があって感動しました。
今回の貴重な経験をきっかけに、これからは日本の伝統音楽に興味を持ち、豊かな心を育んでいきたいと思います。
今日は本当にありがとうございました。
- 担当の先生よりご挨拶をいただきました。
- 履物を綺麗に揃え、礼儀作法も素晴らしい生徒の皆さん。
- 先生、生徒の皆さんと「阿波踊り」を踊りました。
- 楽器紹介は男子生徒にご協力いただきました。
- 手拍子で盛り上げてくださった生徒の皆さん。
- チャレンジザ和楽器で家元に選ばれ恥ずかしそうな先生。
- 「西中バンザーイ!」
- 生徒代表よりお礼の言葉をいただきました。
- 村上三絃道のCDをプレゼントしました。
素晴らしい鑑賞態度だった宮崎市立宮崎西中学校の皆さん、本当にありがとうございました。
※学校からの許可をいただき、写真を掲載しております。