スクールコンサート in 対馬市立大船越(おおふなこし)小学校・中学校
2017年10月19日(木)対馬市立大船越中学校体育館にて10時開演。
対馬市立大船越小学校と対馬市立大船越中学校の合同で開催されました。
大船越小学校と大船越中学校は隣接しており、小学校の前を8時頃に車で横切ると運動場でランニングをしている児童や元気に遊んでいる姿が目に止まり嬉しくなりました。
中学校に到着すると、体育館の入り口で先生と生徒が、「村上三絃道スクールコンサート」と書かれた立て看板の設置中。
手際よく準備をしていただき、元気な挨拶で爽やかに迎えて下さいました。
控室として準備して下さったのは家庭科室。
黒板には「村上三絃道のみなさま ようこそ大船越中学校へ 今日はスクールコンサートよろしくお願いします」と書かれたメッセージが貼られていて感激でした。
9時35分、小学生が体育館に移動して、一気に賑やかくなりました。
楽しみに待っていて下さったことが感じられました。
演奏は学校からの要望で、ステージではなくフロアで。
座っている児童生徒の目の前がちょうどバチを動かす位置となりますから、フロアでの演奏を希望される学校が多いようです。
先生の合図でコンサートがスタート。
出演者が登場すると大きな拍手で迎えてくださいました。小学生は4年生から6年生の皆さんが参加。
地域の皆様、保護者の皆様も20名ほどお越しになっていました。
演奏が始まると、じっと食い入るように三味線に釘付けになっている児童生徒の皆さん。
少し緊張した様子の大船越小学校、中学校の皆さんでしたが、「風が運んだ日本のメロディ」では、3名の児童生徒が由宇月さんと一緒に踊ったり、手拍子をしたりして、だんだんと緊張がほぐれていったようでした。
ふるさとの民謡では「対馬そびき唄」を演奏。中学生の皆さんが春の体育祭で踊ったとのことで、急遽、三味線、太鼓の伴奏に乗せて、勇壮な「対馬そびき唄」の踊りを披露。
拍手喝采をいただき、前半のステージは終了いたしました。
休憩中には児童生徒の皆さんが三味線に興味津々の様子でしたので、近くまで三味線を持っていき触っていただき、楽しい休憩時間を過ごしました。
後半のステージは、児童生徒に人気の「千本桜」からスタート。
大きな口を開けて、一緒に歌ってくれました。
「ソーラン節」では、掛け声と手拍子で盛り上がりました。
チャレンジのコーナーでは、小学生・中学生各3名、先生1名が選ばれ、三味線、三線にチャレンジしました。
三味線の演奏に必要なのは「立腰」です。
みんなで「立腰」の練習をし、三味線にチャレンジしました。
三味線はバチの持ち方が独特で難しいのですが、みなさんとても上手に持って演奏していました。
演奏をしてくれた小学生からは「意外と難しかったです。音は豊かでした。」、先生からは「綺麗な音色で三線が欲しくなりました。」、中学生からは「音楽の授業とかで聞くよりもはじけた音が印象的でした。」と感想をいただきました。
皆さんそれぞれに感じ方が違ったようです。
演奏終了後には児童生徒を代表して、中学生の女子から「綺麗な音や迫力のある音に感動しました。生演奏に合わせて対馬そびき唄が踊れて嬉しかったです。今日は貴重な経験をありがとうございました。」などと感想をいただきました。
- スクールコンサートスタートです!
- 会場のみなさんで三線の音色に合わせて踊りました。
- 楽器紹介のアシスタントは男子児童。
- バチの持ち方を一緒に練習しました。
- チャレンジコーナーでは児童・生徒・先生、それぞれの感じ方で楽しんでくださいました。
- 「太陽じょんがら」
大船越小学校、大船越中学校の皆様、先生方、地域の皆様、楽しい時間をありがとうございました。
主催:一般財団法人長崎県教職員互助組合、対馬市教育委員会
後援:長崎県教育委員会
※学校からの許可をいただき、写真を掲載しております。