スクールコンサート in 佐世保市立小佐世保小学校

2019年10月28日(月)10時より、佐世保市立小佐世保小学校にてスクールコンサートが開催されました。
佐世保市での秋のスクールコンサート1校目となりました。

学校へ到着すると女性の職員の方が旗を持って登校指導をされておりました。
「おはようございます。」とお声かけすると体育館まで誘導してくださいました。
登校中の子ども達、運動場で遊んでいる子ども達も皆が挨拶してくれます。元気な声に迎えられ嬉しくなりました。

由宇月が校長先生に挨拶に行くと、体育館まで誘導してくださった先生が実は校長先生だったことにびっくり！
また小佐世保小学校はプールが体育館の上にあるとの事で、2度びっくりしました。
小佐世保小学校は創立85年、全校生徒222名の学校です。来年エアコンが設置されるとの事で校舎には足場が組まれており、準備が着々と進んでいるようでした。

9時半には児童が体育館に入場。
演奏を聴く準備も整い、少し早めにコンサートを始めることに。
幕が開くと小佐世保小学校の皆さんが大きな拍手で迎えてくださいました。
佐世保市での第1校目の学校ということもあり、メンバーも演奏に気合いが入りました。

まずは「津軽じょんがら節」「天地創造」と2曲続けて演奏。
1曲ごとに大きな拍手をいただきました。

「風が運んだ日本のメロディ」では沖縄から青森県までの曲をメドレーで紹介。
沖縄の「谷茶前節」では三線、新潟の「佐渡おけさ」では細棹、青森県の「津軽あいや節」では津軽三味線が登場します。
子ども達は曲ごとに三味線を変えて演奏している様子をよく観察していました。
また曲調に合わせて手拍子を打ったり、「阿波踊りよしこの」で由宇月が踊りをレクチャーすると手を挙げて、少し恥ずかしそうに踊っている児童もいました。
そんな中で3名の男子児童が由宇月に選ばれ前に出て一緒に踊ることに。
楽しそうに三味線、太鼓の音に合わせて踊る姿を、校長先生が嬉しそうに写真に収められていました。

前半の部最後の曲は『となりのトトロ』でお馴染みの「さんぽ」を演奏。
皆さん知ってる！との事だったので、起立して一緒に歌いました。
三味線、太鼓の伴奏で歌う「さんぽ」はきっと初めてのことだったと思いますが、皆さん元気いっぱい歌ってくれました。

後半の部は、子ども達に大人気の「千本桜」からスタート。
続いての「ソーラン節」では手拍子を打ちながら囃子の練習をしました。
運動会で踊っているとのことだったので、踊りたい児童は前に出て踊ることに。
キレのある踊りで会場を沸かせました。

「ソーラン節」のあとは『チャレンジ・ザ・和楽器』。
各学年1名の児童が選ばれ三味線にチャレンジ。
沖縄の三線を1名の先生にチャレンジしていただくのですが、児童から2名の先生が熱烈に推薦され1名の先生には太鼓にチャレンジしていただきました。
太鼓はリズムを刻む楽器なので難しいのですが、みんなをリードして力強く演奏されていました。
子ども達も30秒ほどレクチャーしただけですぐに弾けるようになり、初めて弾く三味線だったと思いますが何年も習っているかのように堂々とした演奏でした。