スクールコンサート in 宮崎市立住吉中学校
2017年10月30日(月)午後14時より、宮崎市立住吉中学校にてスクールコンサート。
村上三絃道から車で移動すること約20分。
国道10号線から少し入ると住吉中学校に到着。
全校生徒557名の部活動が盛んな中学校であります。
1年生の中には昨年伺った住吉南小学校の出身者もいて、家元の問いかけに元気よく手を挙げて応えてくれました。
2回目のスクールコンサートとなる住吉南小出身の1年生のために、プログラムも変更しコンサートに臨みました。
しかし、ほとんどが津軽三味線の生演奏を聴くのは初めてとのことでしたから、三味線の特徴など楽器紹介もわかりやすくお伝えさせていただきました。
楽器紹介のアシスタントを募集すると、3年生男子が勢い良く手を挙げてくれました。
さっそく舞台に上がっていただき、家元と男子生徒の掛け合いで楽しい進行となりました。
ふるさとの唄を紹介するコーナーでは、宮崎市の「いもがらぼくと」を演奏させていただきましたが、体育大会では地元の「住吉音頭」を踊っているとのこと。
音源をいただき三味線で生演奏出来るよう次回は準備をしておくね!と約束しました。
生徒達に大人気の「チャレンジ・ザ・和楽器」のコーナーでは、各学年男女で代表の生徒の6名が三味線、先生は三線に挑戦。
太鼓のリズムに合わせて「ソーラン節」を演奏しました。
三線を担当された先生は、英語の先生で、三線に触るのも弾くのも初めてということで、演奏後に感想を伺うと、「高い音色のイメージがあり、爪ようなもので糸を弾くと音色が広がるので気持ちよかったです」と答えてくださいました。
その感想を聞いた生徒達から大拍手。一躍、先生はヒーローとなりました。
また、ピアノが得意という3年生女子は、ピアノと三味線を比較しながら「ピアノは鍵盤の音が決まっていてそれぞれに一つの音しか出ないけど、三味線は12音以外のいろんな音が出ていいなと思いました」とこたえてくれました。
ピアノのようにドレミの決められた音が出るだけではなく、決められた以外の音が出ると言うところも感じてくれたようです。
また、コンサートが終わると「アンコール」の声が!
リクエストにお答えして「太陽じょんがら」を演奏しました。
そして、最後にお礼の言葉と蘭の鉢植えをいただきました。
今日は住吉中に来ていただいてありがとうございました。
今まで伝統音楽に触れたり、津軽三味線を聞いたりする機会がなかったので、今日はとてもたのしみにしていました。
また前日にパンフレットを見て村上三絃道の皆さんが海外公演もされていると知り、外国でも反響を呼んでいると聞き、どんな方々がお越しになるかと楽しみに待っていました。
また、実際に聞いて体育館中に音が響きとても迫力があって感動しました。
そして、面白楽しく三味線や民謡の演奏をしてくださり、色々な民謡を知ることができました。
今日は本当に楽しかったです。本当にありがとうございました。
- 住吉中学校に到着しました。
- コンサートが始まるのを静かに待っていてくれました。
- 楽しそうに聴いてくれた生徒の皆さん。
- 演奏中、メモをとる生徒もいました。
- 今回の和楽器紹介のアシスタントは男子生徒。
三線の音色に合わせて踊りました。 - 家元との楽しい掛け合いで、楽器の特徴をしっかりと伝えてくれました。
- 「チャレンジ・ザ・和楽器コーナー」。
和楽器に挑戦する各学年男女6名を決めます! - 希望者が多いので選ばれた生徒はラッキーです。
- 「ソーラン節」に挑戦!上手に弾けるかな?
- 最後に生徒からお礼の言葉と素敵な蘭の鉢植えをいただきました。
住吉中学校の皆さん、本当にありがとうございました!
主催:宮崎市文化スポーツ課
※学校からの許可をいただき、写真を掲載しております。