2015年10月19日(月)長崎県立大村特別支援学校にて。
一般財団法人長崎県教職員互助組合主催、長崎県教育委員会後援による秋のスクールコンサートが長崎県立大村特別支援学校からスタート。
さわやかな秋晴れの気持ちの良い朝、キンモクセイの薫りに包まれ、最高のコンサート日和となりました。
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朝8時に到着すると、すでに先生方が待機してくださっていて、機材や楽器を手際よく運んで下さいました。
体育館ステージ横の控室はきれいにお掃除され、お茶や地元の銘菓を用意してくださったりと、きめ細やかな御心使いでお迎え下さいました。
生徒の皆さんが16名ということで、演奏はステージ下のフロアで。
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また、「創立50周年記念 津軽三味線スクールコンサート 村上三絃道」と、飾り付けがされていて、節目の年のコンサートを楽しみにしてくださっていたようでした。
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開演30分前から地域の方々がたくさんお越しいただき、津軽三味線の人気ぶりに先生方も驚いておられました。
そのうえ、昨年度のスクールコンサートで伺った桜ケ丘特別支援学校の2人の生徒さんが大村特別支援学校の出身とのことで、文化祭代休だったこの日、わざわざ見学に来て下さいました。
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児童生徒の後方からたくさんの参加者が見守る中、次々に繰り広げられる演奏曲に合わせ、手拍子をしてくださったり、リズミカルな旋律には手を高く掲げ、家元と一緒に踊ってくれました。
目をキラキラと輝かせながら三味線の音色、唄声、太鼓のリズムを感じてくださったようでした。 |
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お話によると、近々文化祭の「茜祭」が開催。
発表に向け、琴、合唱、英語劇など練習の日々を送られているとのこと。
その中の合唱曲、ハナミズキを三味線で演奏してほしいとリクエストがありました。
せっかくですから、1回目は三味線の演奏。
2回目はピアノと津軽三味線とのコラボに合わせて児童生徒、先生方が合唱をするという構成でお楽しみいただきました。
音楽担当の國光先生のピアノの音色は素晴らしく、初めてのコラボとは思えないような場面となり、思い出に残るヒトコマとなりました。 |
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休憩時間になると地域の方が熱心に三味線のことについて質問してくださったり、三味線に触れていただいたりと、交流を深めさせていただきました。
三味線の糸に触れて音が響いた瞬間、素敵な笑顔になる子どもたち。その笑顔が忘れられません。 |
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その後、全員が三味線演奏を体験され、「テンションが上がりました。」「すごかった!!!」と感想を述べてくださいました。
ちょうど、教育実習に来られていた大学生の先生方や、津軽三味線が大好きという校長先生にも体験していただき、大変盛り上がりました。 |
最後に生徒代表のお礼のご挨拶では、「お忙しい中、本校に来ていただき本当にありがとうございました。素晴らしい三味線の演奏や体験までさせていただいて、すごく楽しかったです。だんだん寒くなってまいりましたので、お体に気をつけてこれからもがんばってください。今日は本当にありがとうございました。」という嬉しい言葉と共に、長崎のカステラを添えてくださいました。
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