津軽三味線　村上三絃道

第121回目の登場は、長崎県松浦支部の望月淳ノ介くんです。

淳ノ介くんのお母さんは、村上三絃道准師範の村上梨香世さん、そして、お祖母さんが師範の村上由梨世さんです。
梨香世さんのお腹の中にいるころから淳ノ介くんは三味線、民謡を聞いて育ち、4歳からは家元の指導で、月に1回、太鼓や民謡のレッスンを受けています。
三味線は6歳から祖母の由梨世先生より、基礎からしっかりと学んでいます。

現在は村上三絃道ジュニアとして活躍しています。
その活躍ぶりは、事務局だよりでも度々紹介しておりますので、皆さんもよくご存じのことと思います。

その淳ノ介くんも松浦市立志佐小学校の４年生。
三味線が演奏できるという事は学校でも有名です。
音楽の先生からの依頼があり、11月1１日に松浦市文化会館で開催された「松浦市小中学校音楽会」で4年生代表として三味線を演奏しました。

演奏曲は吉田兄弟の「ストーム」。
クラスメイトの皆さんが、鍵盤ハーモニカや木琴などを演奏する中、舞台中央で堂々と三味線を演奏しました。
観客席からは「すごい！！」という歓声が上がったそうです。
由宇月さんが書き下ろした楽譜や音源を元に、何か月も前からお母さんと共に頑張った成果がしっかりと発揮されました。
お母さんから届いたＤＶＤを見た家元も大感動しておりました。

これからの活躍が楽しみな淳ノ介君です。
将来は、村上三絃道の公演メンバーとしても頑張って欲しいものです。