HOME>「私、頑張ってます!」>第132回 竹本悠晟くん
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第132回目の登場は、12月4日誕生日の、宮崎本部 竹本悠晟くん中学1年生です。 悠晟くんはダウン症と自閉症の2つの障がいがあります。 伝統楽器である三味線で礼儀作法や挨拶、立腰の姿勢など基本的なことを身に着けさせたいというお母さんの想いから、三味線にチャレンジすることになりました。 音楽は大好きですが、じっとすることが苦手で大きな音も苦手なため心配もあったそうですが、体験の時から楽しそうに三味線を弾いている姿を見て一安心。自閉症の子どもには逆真似をする症状がよく見られるそうですが、家元は直感で何かを感じ、次のお稽古の時には逆三味線を使ってお稽古をしていました。
小学校2年生から三味線を始めた悠晟くんですが、小学校3年生の時には悠晟くんが通っている学校で鑑賞教室があり一緒に舞台で演奏しました。
夏に開催される「伝統音楽を楽しむ会」や本部公演などは欠かさず参加しています。お母さん曰く、悠晟くんは落ち着きがなく人混みが苦手だったそうですが、お稽古や舞台での演奏を通じて少しずつ克服していきました。
今では静かに人の話を聞くことができ、人混みも平気になり、みんなから「悠晟くん!」と声をかけられ人気者です。 「1曲でもいいから、きちんと左手を押さえて、最初から最後まで弾けるといいなと思います。」とお母さん。
悠晟くんのこれからの益々のご活躍をお祈りいたしております。
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「悠晟くん三味線に挑戦!」の模様 |